これは泣いた漫画ベスト10選べと言われたら確実に上位に食い込んでくる漫画です。
もう涙が枯れ果てるほど読んでは泣き、読みかえしては泣きました。
内容紹介
北海道の田舎町で暮らすシュウジとちせ。ちせは以前から好意を持っていたシュウジに度胸試しとして告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まった。
そんなある日、謎の敵に札幌市が空襲される。攻撃から逃げるシュウジが見た物、それは腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やした兵器と化して敵と戦うちせの姿であった。
普通に高校に通って、普通に恋をしていたはずの ちせとシュージ。
そんな日常は「戦争」によって壊されてしまったのです。
日本国家が一人の少女を「兵器」にしてしまったのです。それがちせ。
普通の男女として巻き込まれるのとはまた違う立ち位置で「戦争」を眺めえる事が出来ます。
それは「戦争」という言葉とはニュアンスが若干違う様に思える。
兵器であるから当たり前の日常がたまらなく愛しいもの。
私は 誰かが死ぬということよりもシュウジとちせが その当たり前のことをいつか出来るといいね と話している所の方がダーっときました。
結局最後まで何故 ちせが兵器になったのか とか、結局どんな戦争だったのか とかが、一切わからないまま終わってしまって 知りたがり屋の私はもやもやが拭いきれませんでした。
そして 「本当に人を好きになるという事」を考えさせられました。
もし自分だったら彼女が兵器になったらシュウジのように好きでい続けられるのか?
正直、シュウジは当初ちせのこと可愛いとは思ってもそんなに好きだったわけじゃないと思います。
でも 兵器となった彼女を支え続けます。ずっと側にいます。
しっかりと正面からちせと向き合っていて…逃げないでいて…凄いと思いました。
きっと 目を反らしたら失ってしまう状況だったから…好きだからとか 恋をしているからというだけではなく 必死に受け止めようとしてのかもしれない。そんな風に感じました。
ラストは私は反対派です(笑)
なんか急にシリアスがなくなったようで拍子抜け。
できれば地球と一緒に消えてほしかった。
ちせとシュウジが地球を超越する存在には私にはどうも思えない。
でもこの手の漫画は最終回をどうするかは本当に難しいと思います。
全員が納得する結末を描く事は絶対に無理。
この漫画で起こっている戦争は、我々が体験するかもしれない未来に 起こるであろう戦争とは少し違うかもしれませんが それでも戦争は嫌だな と思いました。
<外伝> の感想
装丁がきれい。もちろん中身も。紙とかめっちゃ凝ってるし。
これだけすりゃそりゃ値段も上がりますわ。
レジ行って700円って言われてビビったもん。
スピリッツの単行本はこのサイズで500円でしょ?!
さて、肝心の中身はというと個人的には「わたしたちは散歩する」以外別にいっかなぁーって感じ。
あの世界は本編で完結してるのでこれ以上混ぜ繰り返してほしくないって言うのが本音。
まぁ 本編とはほとんど無関係な所の話だったのであったもなくても変わらないかな?と言う感じでした。
しかしながら本当にカラーがきれいでさ!
中も所々カラーになってるんだけどきれいー。
スターチャイルドは結構途中にカラー満載ですごくきれいでした。
あーちゃんが鼻血吹いたとき 一瞬自分が吹いて垂らしたのかと思った。かなり焦った。
それくらい血がリアルだった!
面白い話を期待するとがっかりかもしれないけど 買っても別に損はしないと思います!そんな感じ。
2006年05月25日
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