2007年05月09日

め組の大吾 全20巻/曽田正人

あんなに語りまくったひとつ前の記事、昴は実はめ組の大吾のための記事でした。

だって…どうしても昴と比べちゃうんだもん…
そうするといちいち説明とかしなくちゃいけなくて まとまる気がしないんだもん…。
いつも以上にまとまらない記事なんて自分が一番見たくないのです。

さて、め組の大吾!
昴の単行本のどれかの後ろに
歴代曽田作品の主人公を集めた(って言っても3人だけだけど)イラストがあって そのイメージだと天才といいつつガムシャラに火に立ち向かってゆき結果天才と呼ばれるような働きをする的な主人公だと思ってました。

確かにガムシャラはガムシャラなんだけどやっぱり曽田さんの描く天才はどこか孤独を感じているんですね。

昴ほど社交性のないヤツじゃないから大丈夫だろうなんて思って読んでいましたが ところがどっこい、心の中にはやっぱり怪物を飼っていました。

正直昴を先に読んでいたため それがストレスになる部分も多々…。
人の命を助ける仕事と、バレエではやっぱり違いますよね?!
昴は基本自分の事しか考えてなくて、それでもいい的な性格をしていたため免除されていた部分もあったのですが、消防士さんがあんな風に自分を見失って怪物に喰い尽くされそうになってるところはいやでした。
しかも天才って言ってもそれまではいたって普通の感覚を持った人だったし。
でもこれは昴とは違い 完結してますからね!
ちゃんとステキなラストが待ち構えています。いつまでも迷路にいる大吾ではございません。

実際は…かなり無茶苦茶なことなんじゃないでしょうか??
こんなレスキュー隊がいればいいのに的な部分ももちろんあるけど 組織として外れてはいけないところはちゃんとして欲しいという他の人の気持ちはとてもよくわかります。
大吾のあの状態じゃぁ…信頼できるかどうかはやっぱり見抜けない。

結局大吾の行動によって起きた失敗ってのはひとつもなくて、だからこそこの話が成り立ったのだろうと思いますが、こんな風にできるのは物語の中だけだろうな…と思ってしまいます。

でも現実で組織に縛られてそれこそ現場で何もできない消防士さんレスキュー隊さんが世の中には沢山いるだろうから それもそれでいやだなぁと思います。
漫画と現実を比べるのは難しいですね。

まぁ 実際どうだろう…とかそんな事考えるだけ無駄だってコトです。
素直に漫画を楽しみたいです。

め組の大吾にはちゃんとヒロインが存在します。
それが少し驚きました。
しかしこの先生…ショートカットの時点でダメでした…
魅力的な女の人だとは思うんですけどね…虫好きとか…可愛いと思うし…。でも…。
だからといってあの後輩がいいかって言われるとそうではない。

キャラで一番好きなのは無論 甘粕くん!
途中彼女がいる事が発覚して泣きそうになった…。
油断してました。
しかもデートができなくても彼を好きでいる!的な素敵女子だったので完敗です。
別れ話とかだったら良かったのに…チッ!


子供が生まれたということで どこか変わった大吾。
でもやっぱり根本は変わらない。
それでいいんじゃないか。
最前線で生きる実感を手に入れられる一方 子供のためにも死んでも戻らなくてはいけない。
いや違う、絶対に死んで戻っちゃいけない。
そんな風になってからの大吾のお話も気になるような気もします。

最後甘粕がレゲェみたいに長髪になってたのにはガッカリしました。
1000年の恋も冷めました。
ニックネーム 赤魚 at 10:51| Comment(2) | TrackBack(0) |
この記事へのコメント
この漫画は何度も何度も読みまくりました。
いつ読んでもドキドキさせられるし、胸に来る事も多々ある漫画でした。

組織としては存在が危険な大吾ですけど、形式や組織より、命を最優先してるからこそ、誰も死なせないレスキューになるのでしょうね?

曽田正人さんのは、この漫画が最初に読んだ作品なので、逆に他の作品が全部、俺はダメでした(笑)
Posted by 15の蠍 at 2007年05月28日 01:13
こんばんは☆
多分私もめ組の大吾を先読んでいたらそうなってたんだろうなぁと思いました。
わたしにとって何度も何度も読みまくりでドキドキする胸にくるのは昴に陣取られてしまいました!
でも、そんな気持ちをある程度消化した今なら更に面白く読めるだろうな なんて思います。
お金があれば買いそろえたい一品です。
Posted by 赤魚 at 2007年05月28日 23:48
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