古谷実さんの漫画は、実はひとつも読んだ事ありません。
稲中も。
読みたいなぁ〜とは思うのですが、必殺、後回しで今日まで生きてきました。
私的にはよくある事です。
とりあえずついこの間完結したコイツを小手調べに読みました。
さて、なんでしょう…この開いてすぐ漂う鬱な香りは…
ドラゴンヘッドを彷彿とさせる絶望漂う紙面。
ヤンマガって何だか陰気なのが多いような気がします。
彼岸島とか…
といいつつヤンマガを語るほど読んでいるわけではないんですけどね。
なんだろう…この落ち込み具合は…
出てくるキャラ全員現実にいたら100%避けたくなる人間ばかりですよね。
漫画で読んでる分には面白い人だな〜で終わらせられますが、日常で関わりを持ったりしたらエラい事です。
事件に巻き込まれそう。そんな人たちのお話です。
私は古谷先生初体験なのでラストも特に特別な感情も抱く事なく終わったのですが、ヒミズ、シガテラと続けて読んでいる人にはどこか物足りないラストだったようです。
しかしながら、比較的漫画慣れしている私ですが、この雰囲気に慣れるまでには少し時間がかかりました。
多分、私この雰囲気があんまし得意ではなかったのかもしれません。
つまんないなーとも思いませんでしたが、そんなに「おもしろい!」とも思わなかった。
途中読みながら心の中で叫んだのは「早く終わってくれ」だったような気がします。
途中人殺しが発生したり犯罪者寸前の人間がほとんどで(失礼な話だが)このままだと先に見えるのは絶望以外の何者でもなく、その絶望がくる前に早く終わらせてくれ!と切に願うばかりでした。
こう、自分が直接の原因でないが、自分がその人と関わったばかりにトラブルに巻き込まれてしまうってのが一番嫌な事なので、始終そればかりだったこのわにとがげぎすは、私に多大なストレスを与えました。
悪い意味ではなくて…です。決して良い意味でもないような気もするけど。
しかし、全体を見回すと絶望だけで終わるわけでもなく、かといって希望に満ちあふれているわけでもないこの漫画はやっぱり良い漫画だったと思います。
でも主人公は格好良くないよ!
羽田さんは眼科に行った方がいいと思います。
古谷先生手探り状態からの脱却により、きっと他の作品は、それなりに見えるのだろうなと思われます。
とりあえず稲中読もう!
その次はヒミズとシガテラも!
みんなががっかりする理由を感じ取りたいのです。
2007年08月02日
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