文庫本発売からずっと狙っていました…
そう…ブックオフに降りてくるのを…
そしてようやく全巻ゲット!!!!
はじめて読んだのは、
高校生の時でした。
こんな凄い少女漫画があるなんて…
それまで私が読んでいた少女漫画なんてりぼんなかよし花ゆめでしたからね。
こんなドラマみたいな漫画は中学生の私の脳みそのキャパを越えていました。
零の存在自体が 当時の私にとっては異質で、見ていて怖かったです。
きっと、クラスメイトが零に対して感じる恐怖と似てるもんなんだろうな。
キラも最初は違和感なく眺めていられたけど、彼女が零に惹かれていくうちに どんどん遠くに行ってしまうような気がしました。
果てはキラのことも理解できない状態になってしまいました。
なんでキラはこんな怖い連中の中に飛び込んでいけるんだろう…。
零やキラの他にも更に理解不能な牧生や聖なんかもいらっしゃって…
怖くてしょうがない漫画だったなぁ…
私が安心して読めたのは晴美ちゃんと達也くらいで、本当に彼らが見守っていてくれなかったら私は読破できなかったんじゃないかと思います。
それくらい中学生の私はまっすぐな心を持っていたのでした。
クラスでも地味な存在だった麻生キラと、クラスで一番目立つ存在である樫野零が恋に落ちる。そして二人に纏わりつく暗い過去を1つ1つ乗り越えながら 未来に向かって歩んでゆく。
すっ ストーリーの説明が難し過ぎる…!
そうして読み返してみると、やっぱり聖達の考えている事は100%理解できているわけじゃないけど、前読んだ時ほど 違う世界の出来事ではなくなってきていたので、あぁ…自分もちょっとは成長したんだなぁと思いました。
今回読んで驚いたのが、キラに「それを望むにはまだ幼すぎる」という言葉を投げかけるパパ達の気持ちを理解できてしまったかもしれない事。
これは…つまり…私はキラ達に感情移入する前に、パパ達目線にたどりついてしまったということでしょうか…?だとしたら…悲しすぎです。
キラ達が幼いって感じたわけでもないのに、何故か、パパや苑子さんが彼らを「幼い」というのがとてもしっくりくる。
キラ達がそれほど大人に反発して無茶苦茶やっている風には見えないのですが、幼いと感じてしまう。
それは多分、考え方が子供だとかそういうのではなく 大人が持つズルさとかを持たないまま 二人で生きていこうとしているからだと思われます。
彼らは決して子供っぽくないけど、でもまっすぐで、純粋で…だからこそ怖いところもある。
キラと零、こんな風にお互いがお互いを必要としていていられたら…
他の誰かが代わりになることが絶対にできない関係というのが 羨ましく思えました。そんな風に相手を想う事が出来たら「恋愛」って出来るんだろうな…
当たり前じゃんって感じですが そんな事にも心打たれてしまう 恋愛から遠ざかった私です。
まぁ…所詮漫画と言う事なので 展開がドラマチックすぎて、乗り越えれば 嫌でも二人の絆は深まるだろうって感じはしますが、こんな風に相手を必要としてみたいなぁ と思うわけなのです。
惣領さんの漫画は本当に感想が難しい。
今の感想も読んですぐ感じた とても表面的なことばかり。
読めば読むほど、考えれば考えるほど深みにはまっていく漫画だと思いますが、きっと私にそれらをうまくまとめる文章力はないでしょう…。
MARSは面白い漫画って言うよりは「凄い漫画」
今まで読んだ中で「凄い漫画」と言えるのってどれくらいあるんだろう…
2007年08月16日
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