2008年02月10日

ショートソング 全2巻/原作 枡野浩一 作画 小手川ゆあ

完結したので加筆修正しました。

ショートソングで短歌!
そんな発想どこにもなかったからビックリしました。

主人公は美少年!だけどイケけてない青年、克夫。
彼が恋した女の子、舞子に連れられ 短歌の会合(?)みたいなのに参加させられ、あれよあれよという間に、短歌の魅力にハマってゆく。
彼が憧れる短歌界の有名人がプレイボーイ、伊賀さん。

主要キャラはこの3人。
短歌をやる人にしては、とっても垢抜けたビジュアルの方々ばかりで(かなり失礼ですが短歌ってどうしてもそんなイメージでした。)これまたビックリ。

2巻でも出てくる出てくる…美人が次から次へと…
こんなに登場人物全員を美人にする必要はあるのかしら?
折角主人公が良いビジュアルと言うことなんだから際立たせても良い気がします。

短歌と言えばやっぱり「古い」とか「昔」のイメージ。
百人一首とか なんとかの皇子が詠んだとか 詠み人知らずとか…
私が短歌に対して持つそんなイメージも、他の人がそれぞれ持つ短歌のイメージも、
すべてが覆されてしまうこと間違いなしな漫画です。

もともとは小説が原作みたいです。
これもまた 小説読んだ事がないのでなんともなんですが…
漫画的にはとてもおもしろかったです!
ラストはちょっと詰め込まれ感が拭いきれませんが、読みやすくて良い漫画だと思います。
メディアミックス成功例と言って良いでしょう。

特に漫画の端々に織り交ぜられる短歌達!
小説の流れの中に織り交ぜられてあっても、きっとステキなんだろうなぁと想像できるのですが、漫画の途中に織り交ぜあっても、意外とステキなんですね。
キャラの心情や状況を明確に、的確に表現していることはもちろん、
5 7 5 7 7という短い言葉が 物理的な言葉以上のものを表現している。
短いからこそ 想像力をかき立てる、場面が目の前にぶわっと広がる。


そうか!短歌ってこういう風に楽しむものだったんだ!と感動しました。
まさに目から鱗!

この短歌があるからこそ 2巻と言う短い漫画でも十分な充実感を得られるものになっているんだと思います。

織り交ぜられている短歌は、それはそれは現代の言葉で 美しい日本語とか、ホレボレする響きとかがあるわけじゃありませんが、日常の切り抜きみたいなので それが本当に面白い!
前々から単純だとは思っていたが、ここまで単純だったかー!自分!ってくらい 短歌に興味津々です。

これは買ってもいいかもしれない。
今すぐ買う!という勢いはないけど、何か手元においておきたい。
そして、悩んだ時とか行き詰まった時に開いてみたくなるような感じ。
特に、特別な事とかが書いてあるわけではないんだけど、なんかとっかかりが ある。
でもそれは漫画に対してではなく作中にある「短歌」に対してなんだよねぇー。

短歌ってスゴいなぁー。素晴らしいものなんだなぁー。
そう思う事が出来たから、この漫画には出会えて良かった。
小説の方も、読む!
ニックネーム 赤魚 at 21:47| Comment(2) | TrackBack(0) |
この記事へのコメント
こんにちは!

ショートソング、遅ればせながら私も読みました♪
私は小説が先だったのですが、漫画版も思ったよりすごく面白かったので嬉しいです。
小説も面白いので、ぜひぜひ読んでみてください〜☆

感想も書きましたので、良かったらおヒマな時に見てやってください。
それでは!
Posted by 三森紘子 at 2007年09月13日 22:33
こんにちは☆
小説の方も是非とも読んでみようと思います!!
感想の方も後で見に行っちゃいますね^^
ありがとうございました☆それでは
Posted by 赤魚 at 2007年09月15日 11:21
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