新刊表には完結なんて情報なかったので 本屋で大層驚きました。
完結されているのが少ない冬目作品で めでたく完結までこぎつけた事に、まず 祝いの言葉を贈りたいです
ストーリー内容
世界から隔絶された、私立蒼崚学園。
「優秀な人間を育てるために国が資金援助をして設立した」と生徒達には教えられているが、米軍基地領内のため一般の人は学園の存在すら知らない。
また、現在鳴沢製薬がこの学園を管理しており、ここで新薬の臨床試験をしている。
そんな隔絶された学園に転校生が来る。
冬目先生の漫画は地味な印象があると思いますが(良い意味だと静かな雰囲気) 封鎖された学園内から抜け出す という 描く人が描いたら かなりのアクション漫画になりそうな場面ですら 静かに描かれていて、とても不思議です。
単純に冬目先生がその場面にアクション的な要素を重点を置いていないと言うだけの話だとは思いますが。
今回登場するキャラクターは生い立ちがみんな特殊。
物心ついた頃から 外部との接触を一切行わない学校での生活を強いられ そこでの洗脳された生活の中で大人になってゆく。
実際こんな生活をしないと 彼らの心情なんて理解できないでのしょう。
そんな中で冬目先生は 未知のキャラの動かし方が 本当に上手だなぁーと感心してしまいます。
最初は 彼らは仲間的な括りで 学園にメスを入れていくような話かと思っていました。
が、気がついたら個人個人にスポットが当たってきました。
そして錯綜する 恋愛感情。
彼ら自身が「恋愛感情」を どういう気持ちなのか、どういうことなのか理解していないので 複雑要素倍増。
安易に「それが恋と言うものだよ」と言えない雰囲気が 好きです。
なので、彼らの中に突然一般人が紛れ込んでくると「お前達にはわからない事だからすっこんでろ!」という気持ちになります。
登場人物はみんな好きとか嫌いとかいう気持ちが湧きづらい奴らばかり。
その中でも 私はやっぱり心が脆い茗ちゃんが好きにはなれないのです。
しかし彼女をとりまく環境を考えると 強靭な心を持てない事なんぞ 責められないのです。
一緒に頑張ろうよ!外の世界に行こうよ!と語りかけても 無駄というもの。
一番嫌いなタイプの人間ですが 一番気になる人間である事は確か。
でも、心が弱い事は本人が一番わかってる。それもどうしようもない。
ここからが茗ちゃんの正念場でしょう。
外部と接する事によって 彼女がどう変わっていくのか…
この丁寧な人物描写がすごく魅力的な作品だっただけに 4巻で終わりというのがちょっと残念な気もします。
終り方自体に無理はないし うまいまとめ方だと思うし ダラダラ続いていなくて良いと思うのですが 4巻では完全に設定だけ描いたという感じがしてしまいました。
冬目先生ならきっとこのあとのことも描けると思う。
先生の中でそれが描きたかった事かどうか、わからないけど 一番大切なラストで 人物が置き去りにされているような印象を受けました。
だから、これだけ心揺さぶられた漫画だったのに最後では何も感じなかった。
でもあとがきを見る限り、先生も悩んでいたようなので これでよかったんだ、と思う事にしました。
何より未来ある終り方でしたしね。
2008年04月24日
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冬目先生の作品は冬に何か恋しくなるんですよねぇ。
新刊まで半年… めちゃめちゃ早いですね(笑)僕も何度も苦しめられました
冬に恋しくなる気持ち、すっっっっごくわかります!!
最近…またしても冬目先生の新刊情報がぱったりとなくなってしまいましたねぇ…寂しいです…
そろそろ新刊が欲しいところです。
何か冬とシンクロしますよね〜
イエスタディをうたってとか少し寒い静かな所で読むと雰囲気伝わりますよね〜
まさかリクオとほぼ同じような境遇になるとは思いませんでした(笑)まぁまだ僕は大学いるからあれですけど☆
同じくまだ学生ですが…
こないだ3巻まで読んで、「これから色々動き出しそうだ」とワクワクしてたのに・・・。
サスペンスかと思ってたけど、どうやら違うみたいですね。
とりあえず、レンタル入荷を待ちます。
私もここからだ!って思っていたのでビックリしました。
まぁ、途中のまま休載としてずっと放置されるよりはいいのかな…なんて思いました。