2007年09月12日

100億の男 全12巻/国友やすゆき

100億の男の連載が始まったのが 1993年前後、 私9歳。
その頃にリアルタイムでスピリッツを読んでいました。
りぼんよりも なかよしよりも スピリッツの方が読み始めは実は早いんです。
今思うとホント、嫌な小学生でしたが そのおかげで幼い頃から青年マンガに慣れ親しむ事が出来たので まぁ、良しとしましょう。

すごーく長い前振りでしたが、
つまりこれを私は 小学生の時に読んだのです。

内容は小学生になんか到底理解できない会社のお話。
でも案外覚えているもので、主人公 琢矢が関係を持った女性の名前は全員覚えてました!ますます嫌な小学生…

ストーリーは
平凡な会社員だったはずの琢矢が 母親の借金をきっかけに いつの間にかどでかい額の金を動かすようになり、果ては 日本の中心へと足を踏み入れてゆく、という流れ。

この手の 社会派漫画は「旬」があると思います。
当時の普通は 現在ではどうやっても「古く」なってしまう。これはしょうがない事。
でも、「100億の男」は、今読んでも色あせては見えない漫画です。
今現在の世の中とは直結はしないけど 「昔」の漫画には見えません。驚きです。

私が思っている以上に おもしろくて すごい漫画だったようです。

こういうのを読むと、自分にもいつこんな不幸がふりかかるかわからないなぁと漠然とした不安を感じます。
だって、こんな不幸に見舞われたら 琢矢や、その他に登場した聡明な女性達みたいにならないと野垂れ死にするってことですよ?
和美さんのように、誠実に生きていてもこんなにも不幸がふりかかってしまうのです!わー…どうすればいいんだ…

ですが和美さんの不幸っぷりは異常。
お祓いしてもらった方がいいのでは?ってほど振り回されていて、可哀想です。
余計なお世話ですが、今度こそ結婚して平和に暮らせるといいなと思います。

12巻でこれだけのボリューム!うまく詰め込んでます。
しかもラストもうまい具合にまとめられていて…
久しぶりに 小難しいテーマでいい漫画読んだなーという気持ちになりました。

小学生には勿体ない漫画でした。大人になってから読みましょう。
ニックネーム 赤魚 at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) |
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